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映画「靖国」について

 映画「靖国」について、「国会議員による言論封殺だ」などという意見がありますが、それは違うのではないかと思います。

 そもそもの問題は「靖国という日中間で長年論争の絶えない政治的なテーマ」を取りあげた映画に対し、文化庁が思慮分別もなく助成金を渡したことにあります。

 国民の税金を使うのだから、その使途について国会議員が質問し吟味しようとするのは当然のことです。

 監督側がそのようなことを問題とするのなら、最初から助成金など受け取らなかったら良かったのです。受け取った後であるなら、突き返せば良かったのです。助成金の件が無くなれば、国会議員も、スルーしたことでしょう。

 なぜ、助成金を受け取ったかといえば、日本政府が公認しているという「お墨付き」が欲しかったのでしょう。

 刀匠の刈谷直治さんを映画に出演させるためには、「文化庁の助成金」の話を持ち出して「政府が援助してくれているのだ。後援してくれているのだ」と口説くことが非常に有効であると判断したのでしょう。

 監督は、純粋に靖国刀匠の職人技を描くドキュメンタリーを撮りたいと申し出て、その製作工程を取材しました。靖国という政治的なテーマを取り上げる映画だということを隠して刈谷さんを騙したのです。結果的には、政治的メッセージのダシに使われて、自分の趣旨とはまったく違ったものになってしまったわけで、刈谷さんが怒るのも無理はありません。

 今回の出来事を「国会議員による言論封殺だ」と決めつけてしまえば、今後、国会議員が文化庁の助成金について、問いただすようなこと自体がタブーになりかねません。「国会議員による言論封殺だ」というマスコミの論調が「国会議員に対する言論封殺」にならなければ良いのですが・・・。

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